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母がこんがらがった記憶の糸玉を抱えて
- 2021/03/21
- 16:23
兄のことを懐かしみ語り合う相手は、自分しかいないのだ。母がこんがらがった記憶の糸玉を抱えて、自分の帰りを待ちわびているような気がした。浅田次郎さんの地下鉄に乗ってより
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- テーマ:文学・小説
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