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指二本分注ぎ、グラスを揺らして氷に冷たい音を立てさせる
- 2021/02/22
- 07:02
バーボンの瓶と氷が入ったグラスがすぐに出てきた。指二本分注ぎ、グラスを揺らして氷に冷たい音を立てさせる。一息で呑み干し、すぐに新しく注いだ。直美が軽いしかめ面を浮かべてこちらを見ているのに気づき、グラスを軽く振って見せる。
「大丈夫、二杯でやめるから」堂場瞬一さんの長き雨の烙印より
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- テーマ:文学・小説
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- カテゴリ:酒、飲み物の表現、描写
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