読書を趣味に ≫ 風景の表現、描写を小説から学ぶ ≫ 冬の日差しを照り返し、近くの小高い山の姿を逆さまに映して、静かに広がる湖面
冬の日差しを照り返し、近くの小高い山の姿を逆さまに映して、静かに広がる湖面
- 2020/12/08
- 21:00
人生の目の前に現れたもの。それは、静まり返った小さな湖だった。
冬の日差しを照り返し、近くの小高い山の姿を逆さまに映して、静かに広がる湖面。清潔な青空が、そのまま大地に下りてきたかのようだ。ときおり吹き過ぎる風に揺れる木立、かすかにざわめくさざ波。動くものといえば、そればかりだった。原田マハさんの生きるぼくらより
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