読書を趣味に ≫ 食べる、美味しい表現、描写を小説から学ぶ ≫ きりたんぽ鍋はしみじみと味わい深く、おいしかった
きりたんぽ鍋はしみじみと味わい深く、おいしかった
- 2020/11/09
- 21:00
きりたんぽ鍋はしみじみと味わい深く、おいしかった。舞茸はボスが山に入って採ってきてくれた天然物だし、鶏は近所で飼われている地鶏をさばいてもらったものだ。ハツやレバー、砂肝などの内臓系を一緒に入れたから、より味に深みが出ている。セリもしゃきしゃきと歯ごたえがよく、何よりも、泉ちゃんが手伝ってくれたきりたんぽのご飯のつぶし加減が、絶妙だった。小川糸さんのにじいろガーデンより
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