読書を趣味に ≫ 涙、泪、泣く表現、描写を小説から学ぶ ≫ 言葉が湿った
言葉が湿った
- 2020/08/26
- 12:00
悲しみの表現
「心筋梗塞で死に目には間に合わんかった。この間会うたのが最後になってしもうた」
もう充分悲しんだつもりたったが、言葉が湿った。
「あん時、団子ばおすそわけしてもろうた。ええ母さんじゃったのう」帚木蓬生さんの閉鎖病棟より
- 関連記事
-
-
こらえきれず瞬きをすると、涙がぽとりと落下した 2020/11/07
-
濡れた睫毛を透かしてかがよう朱の光 2020/10/21
-
天井がぶわりとにじみ、涙が目尻の堰を一気に切った 2020/10/07
-
瞳を包む潤みが、彼の感情に押し出されるようにして静かにこぼれた。そして、きれいな筋を作って頬を伝っていった 2020/09/17
-
まだ瞳に潤みの残っている石飛さんと目が合った 2020/09/16
-
涙腺が壊れたように涙が溢れた。目元の潮が引くまでしばらくかかった 2020/09/07
-
瞼を閉じ、溢れそうになった涙を絞り落とした 2020/08/26
-
言葉が湿った 2020/08/26
-
鼻の奥が湿っぽくなるのを感じた 2020/08/15
-
急に鼻の奥が痛くなった。唇を噛んでいないと、視界が潤みそうになる 2020/07/04
-
あっという間に瞳の表面が涙でいっぱいになった 2020/06/29
-
なぜだか左目からだけ、ツーッと一筋涙がこぼれる 2020/06/27
-
その瞳は、うっすらと張っている涙の膜で、静かに光っている 2020/06/19
-
涙がこぼれ落ちそうになったけれど、喉の辺りでせき止められた 2020/06/04
-
はらはらと大粒の涙 2020/04/15
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:涙、泪、泣く表現、描写を小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0