○○のおかげで人生が一段と楽しくなった ≫ 恋愛、男女関係の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ ≫ 着物の裾を割った。そこは熱っぽく、貝のように開き、潤っていた
着物の裾を割った。そこは熱っぽく、貝のように開き、潤っていた
- 2020/08/24
- 21:00
「湯浴びしたけん、きれいかとよ」
そう言いながら、チュウさんの左手を自分の胸のなかに導いた。初めて触れるものだった。乳房は、想像していたよりもずっと大きく重かった。チュウさんは頭を低くして乳首を口に含んだ。舌を動かすと多恵の身体が敏感に反応した。
「いいよ、いいよ」
多恵は喘ぎながらチュウさんの顔をしっかり抱き込んでいた。チュウさんはそのまま右手で、着物の裾を割った。そこは熱っぽく、貝のように開き、潤っていた。初めての感覚だった。帚木蓬生さんの閉鎖病棟より
- 関連記事
-
-
何かとても即物的な「交わり」であって、情愛は少しも感じられなかった 2021/01/21
-
暗闇のように黒々としたふたつの目。そこに閃光が走った瞬間、自分は捕らえられてしまったのだ 2021/01/16
-
着物の裾を割った。そこは熱っぽく、貝のように開き、潤っていた 2020/08/24
-
鼻孔が開いていた。顔にうっすらと脂を浮かせ、口をわずかに開けていた 2020/08/14
-
肢を大きく拡げられ、体の芯を熱いもので貫かれながら、香はベッドのシーツを力一杯握りしめていた 2020/08/13
-
折れそうなほどに細い腰に手を回して、激しく唇を合わせる 2020/05/14
-
恋愛、男女関係の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ 2020/03/15
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:恋愛、男女関係の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0