○○のおかげで人生が一段と楽しくなった ≫ 食べる、美味しい表現、描写を小説から学ぶ ≫ 喉を滑り落ちていく熱いスープは見た目よりはるかにコクがあるのに、
喉を滑り落ちていく熱いスープは見た目よりはるかにコクがあるのに、
- 2020/08/07
- 08:00
ポトフの表現
このポトフは、これまで経験したことのない洗練された味がした。喉を滑り落ちていく熱いスープは見た目よりはるかにコクがあるのに、胃に落ちるとハーブの爽やかさが広がり、脂を洗い流してくれる。柚木麻子さんのランチのアッコちゃん
- 関連記事
-
-
ほどよい脂っこさと、焼いたトマトの酸味。そこにきつめの塩が効いていて、すごくおいしい 2020/12/25
-
チョコ本来のまろやかでクリーミーな味がやってきた。口の中を滑るように広がっていく感触は、まるで最初から液体だったもののようだ 2020/12/22
-
つゆを吸った油揚げはほんのり甘く、口の中いっぱいにうまみが広がる 2020/12/08
-
梅干しの酸味を中和する、海苔の香ばしさとご飯の甘み。まん丸いおにぎりは、母のあたたかな手のひらの味わいそのものだった 2020/12/08
-
鶏つくねハンバーグのアレンジ版で、甘辛のタレと焼きピーマンを添えてあるのが大人用だそうだ 2020/12/02
-
きりたんぽ鍋はしみじみと味わい深く、おいしかった 2020/11/09
-
ナイフで切ると、滲み出た肉汁とデミグラスソースが混ざり合って湯気を立ち上がらせた 2020/08/19
-
喉を滑り落ちていく熱いスープは見た目よりはるかにコクがあるのに、 2020/08/07
-
口の中で水分を失ってぱさぱさと崩れたアジを、じっくりと咀嚼する 2020/07/10
-
魚から出るあぶらは肉のそれと違ってやさしいにおいをしている 2020/07/07
-
クリームからはほんのりと黒糖とチョコレートの味がして、舌の上でとろけるようだ 2020/06/29
-
麦茶を飲む表現 波打つ小麦色の喉元 2020/06/16
-
缶のプルタブを開けて、そのまま呷る。喉をひりつくような刺激が落ちていく。 2020/06/11
-
練乳に苺をつけ、頬張ると、慈愛に満ちた母の優しさを溶かし込んだかのような、甘いミルクの味と、苺の酸味が身体に沁みてくる 2020/06/07
-
羊の脂の融点が低いので後味がさっぱりしいくら口に入れて噛んでも、飲み干した数秒後にはふぅっとそよ風にさらわれるように姿を消してしまう 2020/06/05
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:食べる、美味しい表現、描写を小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0