読書を趣味に ≫ 声の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ ≫ ただいま、という私の声だけが、ころころと誰の足音もしない床に転がる
ただいま、という私の声だけが、ころころと誰の足音もしない床に転がる
- 2020/07/10
- 08:00
家に帰ると、父はまだ帰ってきておらず、母もお風呂に入ってるため、リビングには誰もいなかった。
ただいま、という私の声だけが、ころころと誰の足音もしない床に転がる。テーブルの上には今日もちょっとした夜食が用意されている。朝井リョウさんのもう一度生まれるより
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