読書を趣味に ≫ 表情の表現、描写を小説から学ぶ ≫ ロボットのような無表情さだった
ロボットのような無表情さだった
- 2020/06/08
- 08:00
無表情の表現
「中耳炎ですね。鼓膜を切って、膿を出せば痛みも楽になるでしょう」と耳鼻科医が言った。いつもと同様の、ロボットのような無表情さだった。伊坂幸太郎さんのバイバイ、ブラックバードより
- 関連記事
-
-
明晰な表情がふいに毀(こわ)れた。奥歯が軋むほどに唇を引き結び、きっかりと椿を見据えたまま陽介は答えた 2020/10/20
-
ふっと口の端を曲げた 2020/09/23
-
無数の皺が曲線を描いたままで固まった 2020/08/20
-
顔つきが、途端に険しくなった。目元の陰影が濃くなっている 2020/07/16
-
ブラックコーヒーの苦みがそのままこびり付いたような眉間のしわだけが 2020/07/07
-
顔から感情が消えた 2020/06/24
-
まるでそういう型にセメントを流し込んで作ったかのようなつるりとした無表情 2020/06/17
-
ロボットのような無表情さだった 2020/06/08
-
まるで青梅みたいに表情を固くしたまま 2020/06/05
-
緊張の糸の結び目が緩んだような、ほっとした表情 2020/06/05
-
陰気な表情が鉄錆のように顔にこびりついている 2020/05/23
-
アルコールで頬を染めながらも 2020/05/14
-
感情の消えた冷ややかな能面のように 2020/05/01
-
爬虫類のような無表情な顔も、ぴくりと痙攣した 2020/04/29
-
唇が隙間をあけて震えている。 2020/04/23
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:表情の表現、描写を小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0