読書を趣味に ≫ 悲しみ、苦痛の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ ≫ 体の外側を覆う皮膚と内側の内蔵が引っくり返そうな感覚になる
体の外側を覆う皮膚と内側の内蔵が引っくり返そうな感覚になる
- 2020/06/06
- 08:00
ショックを受けた時の表現
ボクは、その場に立ち竦んだ。色が白いことも背が小さいことも極端に痩せていることも馬鹿にされるのは慣れている。けれど、「オカマ」という単語だけは、耳にした瞬間、体の外側を覆う皮膚と内側の内蔵が引っくり返りそうな感覚になる。小川糸さんの食堂かたつむりより
- 関連記事
-
-
彼の表情に浮かぶ陰鬱な色 2020/10/07
-
この言葉は沙織の胸に鋭く突き刺さった。その剣先は心の奥底まで達し 2020/09/12
-
気持ちは石のように動かない 2020/08/26
-
胸の奥の裏側から何かがどろりと溶け出してきそうな気持ち 2020/07/11
-
気持ちが得体の知れないマーブル模様のように歪んで捩れて、感情が一つの場所に吸い込まれていく 2020/07/05
-
泣きたい気持ちが、ストローで吸い上げるようにきゅーっと胸元までせり上がってくる 2020/06/28
-
キャラメルマキアートの苦みが、胃の中で突然、波打ち始める 2020/06/15
-
胸にこみ上げてくる思いが、僕の内なる紐を引っ張ろうとする 2020/06/07
-
透明の、珠のようなものに罅(ひび)が入る感覚に襲われた。痛みとも痒みとも異なる皹(ひび)が胸にできる 2020/06/07
-
目や鼻の付近をぎゅっと絞られるかのような感覚に襲われ 2020/06/06
-
体の外側を覆う皮膚と内側の内蔵が引っくり返そうな感覚になる 2020/06/06
-
心の奥の拭えない思い出として澱のように残っている 2020/06/01
-
ほぼ壊れていた積み木の最後の一つが、ころりと音を立てて落ちた 2020/05/21
-
からだの中の泡がはじけていくような感覚に囚われた 2020/05/20
-
悲しみ、苦痛の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ 2020/03/15
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:悲しみ、苦痛の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0