読書を趣味に ≫ 男性の外見の描写をおすすめ小説から学ぶ ≫ 油断のならない狡猾さも見え隠れし
油断のならない狡猾さも見え隠れし
- 2020/05/12
- 08:00
無理に作っている笑みが強張っている。垂れ目気味でどこか気弱にも見えるその横顔には、油断のならない狡猾さも見え隠れし、六十男が持っているような余裕や貫禄といったものはまるで見当たらない。最上にはその人相が卑しく見えた。雫井脩介さんの検察側の罪人より
- 関連記事
-
-
くたびれたスーツに、捩れたネクタイ、ごま塩のひげが中途半端に伸びている 2020/06/11
-
三十前後男性、若者らしさと成熟した大人のちょうど中間あたりの年齢に感じられた 2020/06/07
-
髪の毛は七対三の割合で白髪の方が優勢だった 2020/06/05
-
広い肩幅と尖った顎が印象的だった。口の周りに髭を生やしている 2020/05/22
-
ビール腹のせいか胸を反り、板前向きの苦み走った面構えと相まって 2020/05/13
-
若さは削げ、七三分けの頭には白髪が目立つ 2020/05/13
-
垂れ目がちの目はまぶたが重そうで 2020/05/12
-
油断のならない狡猾さも見え隠れし 2020/05/12
-
小柄だが、がっちりした体躯と禿げ上がった入道のような頭 2020/05/03
-
八の字の太い眉、六十三歳とは思えぬがっちりと顎が張った艶やかな顔に 2020/05/01
-
眼に鋭い光を湛え 2020/05/01
-
小さな眼に黒縁の眼鏡をかけている 2020/04/26
-
ふと消えてしまう薄羽蜉蝣のような 2020/04/21
-
前髪が長く、目が半分くらい隠れているうえに 2020/04/21
-
鬢(びん)に白いものが混る温和な表情 2020/04/19
-
- テーマ:文学・小説
- ジャンル:小説・文学
- カテゴリ:男性の外見の描写をおすすめ小説から学ぶ
- CM:0
- TB:0