○○のおかげで人生が一段と楽しくなった ≫ 沈黙の表現、描写をおすすめ小説から学ぶ ≫ 沈黙を聞いただけだった
沈黙を聞いただけだった
- 2020/05/13
- 08:00
「あの……」半ば公然と疑いの目を向けられていることを知らされ、松倉はその声音に動揺をにじませた。「一つはっきりと申し上げたいんですがね、私がこの事件に関係してるなんてことは、これは天地神明に誓ってありませんから」
森崎がその言葉に対してうなずいたのかどうかは分からないが、声に出しての反応はなく、最上は沈黙を聞いただけだった。雫井脩介さんの検察側の罪人より
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- テーマ:文学・小説
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