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シナをつくるとは? 小説に出てきた難しい言葉
- 2019/05/15
- 18:03

意味は?
・上品そうな様子をする。体裁ぶる。上品ぶる。
・なまめかしい様子、動作などをする。あだっぽくふるまう。しなを付ける。
※浮世草子・世間娘容気(1717)一「遊女のごとく品(シナ)つくり」
・態度をとる。そういうふりをする。
・(多く女性が)こびを含んだ、色っぽい動作・様子を見せる。
・上品そうな様子をする。体裁ぶる。上品ぶる。
・なまめかしい様子、動作などをする。あだっぽくふるまう。しなを付ける。
※浮世草子・世間娘容気(1717)一「遊女のごとく品(シナ)つくり」
・態度をとる。そういうふりをする。
・(多く女性が)こびを含んだ、色っぽい動作・様子を見せる。
およそ教師とは思えぬ奔放さだ。露出狂的な出で立ちで学校、ディスコとお構いなしに出没し、深酒をし、挙げ句は自分の学校の生徒とチークダンスまで踊っていまう。娼婦のようにしなをつくり、勝手気ままに馬鹿笑いし、そして通り雨のように激昂する。横山秀夫さんのルパンの消息より
「ミツローがお世話になっています」
お姉さんが、しなを作ってお辞儀する。一緒に坊やも、強制的にお辞儀をさせられた。小川糸さんのキラキラ共和国より
樹は、ソファに座っている照山のすぐ隣に腰掛けると、手早く水割りを作り、しなを作って(一輝の目にはそう映った。)照山に勧めた。原田マハさんの異邦人(いりびと)より
「最初はねぇ」
意味ありげにしなを作って、社長を見る。ふたりは、熟年なのに少しも馴れ合ったところがなくて、まるで新婚さんのようだった。小川糸さんのにじいろガーデンより
「ひょっとしたら俺、前世で女だったのかもしれないな」
体中でシナを作っておどけてみせた。
「女だったなんて、変なこといわないでよ。気色悪い」池永陽さんのコンビニ・ララバイ
「そうなんですかー」
しなを作るような立花さんの声。まずい。この話は彼の乙女心をきゅんきゅんさせているらしい。坂木司の和菓子のアンより
「わかりました。資料を出しておいてください」
「ごめんね。今度ケーキ奢るから」
青木が手を合わせてシナを作った。奥田英朗さんのナオミとカナコより
「さてと、ちょっと早いけどランチ行かない? 御馳走するわよ」
「きゃー、うれしい。ありがとうございます」
直美はシナを作り、両手を合わせた。奥田英朗さんのナオミとカナコより
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- テーマ:文学・小説
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