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胡乱(うろん)とは? 小説に出てきた難しい言葉
- 2019/05/15
- 18:01
胡乱(うろん)とは?
意味は?
1.いいかげんであること。不誠実なこと。また、そのさま。
2.怪しげで信用できないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
「胡」は「いい加減な」「でたらめな」という意味をもつ字。「胡散(うさん)くさい」などにも使う。
1.いいかげんであること。不誠実なこと。また、そのさま。
2.怪しげで信用できないこと。真実かどうか疑わしいこと。また、そのさま。
「胡」は「いい加減な」「でたらめな」という意味をもつ字。「胡散(うさん)くさい」などにも使う。
北海道の地図をそのまま描いた第二師団の部隊章はよほど珍しいらしく、高層ビルの一階の面会受付では、ジロジロと胡乱(うろん)な目付きで睨まれた。浅田次郎さんのハッピーリタイアメントより
永田町駅から引き返してきた中年の女が、胡乱(うろん)な目つきで真次を睨みながら過ぎて行った。階段を気に留めた様子はない。浅田次郎さんの地下鉄に乗ってより
裁判員裁判の肝は裁定に市民感覚を反映させることだが、感覚はどこまでいっても感覚でしかない。そして感覚とは己の立ち位置や時間の経過でいくらでも変容する胡乱(うろん)なもので、法の素人がそんな尺度で罪を推し量ることが果たして妥当なのかどうか、未だ明快な回答もないまま制度だけは走り続ける。中山七里さんの贖罪の奏鳴曲(ソナタ)より
「なら、どこを当たればよさそうだ? お前ならどうする。言ってみろ」
新米刑事を見下ろして、川本は大きな眼(まなこ)を胡乱(うろん)に細めた。比奈子は写真を見直した。内藤了さんの「LAEKリーク」より
すっかり葉を落とした枝の先には宿り木が丸く茂っており、何羽かのカラスが胡乱(うろん)な目で見下ろしている。内藤了さんの「LAEKリーク」より
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- テーマ:文学・小説
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