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上條はいきなり小岩井の胸倉を掴み、廊下の壁に押しつけた。小岩井の顔からすっと血の気が引く。
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろうが」
「分かった。分かりましたよ」
まだ不満気ではあったが、小岩井から言質が取れたので上條はようやく手を離した。
堂場瞬一さんの棘の街より
ウォンがからかうように言ったが、俺は肩をすくめるだけで何も言わなかった。余計な台詞で言質を取られたくない。この男を信用していいかどうか、まだ分からないのだーーそもそも、本当にCIAの人間なのだろうか。
堂場瞬一さんのバビロンの秘文字Ⅱ 追跡篇より
言質(げんち)とは? 小説に出てきた難しい言葉
- 2019/05/15
- 18:02
上條はいきなり小岩井の胸倉を掴み、廊下の壁に押しつけた。小岩井の顔からすっと血の気が引く。
「今はそんなこと言ってる場合じゃないだろうが」
「分かった。分かりましたよ」
まだ不満気ではあったが、小岩井から言質が取れたので上條はようやく手を離した。
ウォンがからかうように言ったが、俺は肩をすくめるだけで何も言わなかった。余計な台詞で言質を取られたくない。この男を信用していいかどうか、まだ分からないのだーーそもそも、本当にCIAの人間なのだろうか。
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