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拘泥(こうでい)とは? 小説に出てきた難しい言葉
- 2019/05/15
- 18:02

我々はいたずらに過去に拘泥するものではない。しかし、営々と築き上げて来た新生労組と会社との強固な信頼関係を揺るがすが如き対応を取るならば、真の国航の再建はないことを肝に銘ずるべきである。山崎豊子さんの沈まぬ太陽
会長室篇 上より
渡瀬の自薦に反対する者は一人もいなかった。県警本部随一の検挙率を誇り、上級職を狙える立場にいながら未だ現場に拘泥するこの古強者に意見できるのは、里中県警本部長くらいのものだ。中山七里さんの贖罪の奏鳴曲(ソナタ)より
自分と関わりの深い人間がそこにいる。いずれも自分を過去に引き戻す存在だ。鬱陶しいと思う。今まではステップを切るようにして巧みに過去を避けてきたのだ。想い出に拘泥して前へ進めなくなるよりは、目を瞑って無視してしまった方がいい。
堂場瞬一さんの「棘の街」より
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