読書を趣味に ≫ 2021年に私が読んだ小説ランキング
2021年10月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/10/27
- 20:20

分身東野圭吾おすすめ度 4.0氏家鞠子は札幌に住む十八歳の女子大生。麹子が中学生の時、母親は火事で不審死した。母の遺品を見つけた鞠子は、自分の出生の秘密を探る。そして、自分と瓜二つの女性の存在を知る。鞠子は謎を解き明かす決意をする。東京に住む20歳の女子大生小林双葉は、アマチュアバンドのボーカルをしテレビ出演することになったが、母親に強く反対された。母親の反対を無視して、双葉はテレビ出演したが、その後...
2021年9月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/09/26
- 14:58

原田マハさんの本日は、お日柄もよく本日は、お日柄もよく原田マハおすすめ度 4.2 製菓会社の総務部に勤める二ノ宮こと葉は、平凡な生活、人並みな幸せを望むごく普通のOLだった。 そんな、こと葉の人生を大きく変えることになったのは、幼なじみの今川厚志の結婚披露宴で聞いた思わず感動し涙するすばらしいスピーチだった。 そのスピーカーは、伝説のスピーチライター、久遠久美という女性で、衝撃を受けたこと葉は、久美に...
2021年8月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/08/27
- 20:00

原田マハさんの総理の夫総理の夫原田マハおすすめ度 3.8 こんな総理が現れたら、日本がよくなるかも、と思って読みました。 逆に言えば、今の政治家は何をしているんだと思ってしまう。なぜ、日本には、こんな総理が現れないのだろうか。横山秀夫さんの顔(FACE)顔(FACE)横山秀夫おすすめ度 3.8 似顔絵捜査官の平野瑞穂は、似顔絵改竄を命じられ不服に思い、失踪、休職する。復帰するも似顔絵捜査にはもどれなかった。 瑞穂は...
2021年7月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/07/30
- 10:20

楽園のカンヴァス原田マハおすすめ度 3.8 2000年、大原美術館で美術監視員の早川織江のもとに、ニューヨーク近代美術館MoMA学芸部最高責任者であるティム・ブラウンから指名の依頼がくる。 それは早川織江が交渉の場に出てくれば、アンリ・ルソーの『夢』を貸し出すという内容だった。 織江とティムは17年前のスイス・チューリッヒで出会っていた。 1983年、ティム・ブラウンのもとに、スイスの伝説的コレクター・コンラ...
2021年6月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/06/23
- 07:00

翔ぶ少女原田マハおすすめ度 4.0 1995年、阪神淡路大震災で両親を失った、長男イツキ、長女ニケ、次女サンク、三兄妹の成長物語です。 火の手が上がる瓦礫の下敷きになった母親を助けることができず、泣き叫んでいた三兄妹を心療内科医のゼロ先生が助けだした。 自分たちは助かったが、母親を助け出せなかったことにイツキとニケは自責の念を持つ。 同じようにゼロ先生も奥さんを助けだすことが出来なかった。そのかわりに三...
2021年5月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/05/30
- 08:54

本屋さんのダイアナ柚木麻子おすすめ度 3.8 大穴と書いてダイアナという変わった名前の女の子が主人公。彼女の小学生から大人になるまでの成長物語。 ダイアナ(大穴)という変な名前のせいでクラスメイトからバカにされ、友達ができなかったが、小学三年生の時に同じクラスになった彩子とは親友になれた。 自分とは、容姿や環境が正反対の彩子が、ダイアナは大好きで、そして羨ましく思った。 そんな二人は誤解から友情に亀裂...
2021年4月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/04/28
- 07:00

シアター2!有川浩おすすめ度 4.0有川ひろさんらしく、恋愛のかけひきや心の葛藤を劇団員の個性をうまく表現していて、感動し引き込まれ読みやすい作品です。江ノ島西浦写真館三上延おすすめ度 3.6各章毎に謎があり、主人公の桂木繭がそれを解いていくストーリーで、先が気になり、一気に読んでしまいます。桂木繭の写真家の夢を捨てた過去の出来事も気になります。宿命東野圭吾おすすめ度 3.6サナエが死んだのは、ただの事故で...
2021年3月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/03/31
- 07:00

キネマの神様原田マハおすすめ度 4.2家族に内緒で多額の借金を抱えていたギャンブル依存性の老人と引きこもりの青年がともに愛するものは映画。その男たちが「キネマの神様」により引き起こす奇跡に胸が熱くなります。読了後、小さな劇場で昔の名画を観にいきたくなります。予知夢東野圭吾おすすめ度 3.8オカルトじみた事件に天才科学者、湯川学が挑む。まるでテレビドラマでもを観てるかのようにサクサクと読める短編集。先が気...
2021年2月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/02/27
- 07:00

おもかげ浅田次郎おすすめ度 3.8地下鉄で倒れ、意識不明の竹脇正一だが、見舞いに来てくれる家族や友人の声は聞こえる。その家族や友人の正一を思う優しさに感動します。それだけでなく、正一は臨死体験のような不思議な体験をし、その結末が、最後につながり、もう一度感動し、涙します。嘘をもうひとつだけ東野圭吾おすすめ度 3.85作の短編連作。どの作品も加賀恭一郎が犯人達と対峙し、嘘をつく犯人達を追いつめていく。悲し...
2021年1月に読んだ小説の中からおすすめ小説をランキング
- 2021/01/31
- 07:00

日輪の遺産 浅田次郎おすすめ度 4.0丹羽明人は中山競馬場で知り合った真柴老人から手帳を預かる。そこには、日本陸軍がマッカーサーから奪い取った時価二百兆円の財宝についての真実が記されてあった。暗幕のゲルニカ 原田マハおすすめ度 3.8ゲルニカ空爆にショックを受けたピカソが反戦の気持ちを込めて描いた「ゲルニカ」それをめぐって現代と過去、二つの話が同時に進行します。アートの力で平和を訴える八神瑶子とパブロ・...