読書を趣味に ≫ 海、川、湖の描写を小説から学ぶ
水面の乱反射が眩しく煌めいて素敵なのだが
- 2022/05/21
- 19:46

しばらくすると前方に万場大橋が見えてきた。欄干にもたれて見下ろす庄内川の風景は水面の乱反射が眩しく煌めいて素敵なのだが、ルシアが横にいるのなら話は別だ。中山七里さんのさよならドビュッシーより...
眼下の海は濃灰色に煙っていてほとんど何も見えず
- 2021/09/25
- 18:04

眼下の海は濃灰色に煙っていてほとんど何も見えず、左下でゆったりと海に注いでいる旧北上川も霞んで、河口にかかる日和大橋をかろうじて認めることができます。でも、このもっと左奥に見えるはずの牡鹿半島は全く見えません。さだまさしさんの風に立つライオンより...
ライン川は滔々(とうとう)と豊かに流れ、夕日を弾いて呼吸するようにきらきらと輝いている
- 2021/07/30
- 16:00

腰の高さに積み上げられた古い煉瓦の向こうには、なだらかな堤が広がり、可憐なカミツレの花が風に揺れている。ライン川は滔々(とうとう)と豊かに流れ、夕日を弾いて呼吸するようにきらきらと輝いている。原田マハさんの楽園のカンヴァスより...
銀鼠色の海が間近に迫り
- 2021/06/27
- 18:21
鴇色(ときいろ)の鏡を横たえたように凪いでいた
- 2021/05/26
- 18:34
水面に映る濃い影が、磨りガラスのようにぼやける
- 2021/01/26
- 07:39
水面が風に震えて、白い鱗(うろこ)模様を浮かべている
- 2021/01/25
- 21:41
冬陽の中に、淀川が鈍色(にびいろ)に光りながら
- 2020/04/30
- 08:00

冬陽の中に、淀川が鈍色(にびいろ)に光りながら、悠々と流れている。京都桂川から延々と続き、大阪湾に注ぐ。いずこも水量が少くなる冬でも、大阪の母なる川は、たっぷりと緩やかに流れている。山崎豊子さんの沈まぬ太陽会長室篇 上より沈まぬ太陽(4(会長室篇・上))posted with ヨメレバ山崎豊子 新潮社 2002年01月 楽天ブックスAmazonKindle7net ebookjapan...
滝の両側はガラスのように凍っていた
- 2020/04/29
- 08:00

滝の両側はガラスのように凍っていた。真冬には氷結してしまうであろう滝も、僅かな春の兆しと共に滴のように少しずつ溶けはじめたのだった。沈まぬ太陽 御巣鷹山篇より【中古】 沈まぬ太陽 3(御巣鷹山篇) / 山崎 豊子 / 新潮社 [文庫]【メール便送料無料】【あす楽対応】posted with カエレバ楽天市場AmazonYahooショッピング7netWowma...
おだやかな藍色の海 山崎豊子さんの沈まぬ太陽より
- 2020/04/17
- 08:00